【初心者向け】ANAVISAワイドゴールドカードのお得な使い方と作り方を解説!ポイントサイトも比較!
目次
1【ANAマイルを貯めるならANAマイレージクラブについて知ろう】
2【おすすめでお得なANAカードの選び方】
3【ANAVISAワイドゴールドカードでお得にマイルを貯める使い方の基本と裏技】
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ANAVISAワイドゴールドの使い方の基本
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ANAVISAワイドゴールドのお得な使い方
4【ANAカードをお得に発行する方法】
1【ANAマイルを貯めるならANAマイレージクラブについて知ろう】
ANAマイルを貯めるには、ANAマイレージクラブ(AMC)への入会が必要です。入会費や年会費は無料です。
ANAマイレージクラブ(AMC)とは、ANAの各種サービスを提供するための会員制のプログラムのことで、他のポイントサービスを提供している会員登録制サービスと同様のものです。ポイントを貯めたら、そのお店またはグループのお店でポイントをお金のように使用できるのと同様、マイルを貯めたら、貯めた分だけ飛行機を利用できるというものです。
この登録が完了すると「ANAマイレージクラブカード」が届き、カードに記載されている「お客様番号」がマイルの口座となり、貯めていくことができます。
この番号は、ANAカードやANAと提携しているクレジットカードを作成した場合にも別の番号が付与され、お客様番号を複数持つことも可能です。氏名や住所等の登録情報に変更がなければ、所有するクレジットカードが同格のカード同士であれば、原則最新の番号が優先的にメイン番号として自動的に登録され、また所有する最上位のANAカードが(ゴールドカードやプラチナカード)を1枚でも所有しているとそのANAカードの番号がメイン番号として登録され、複数枚のカードを持ってどれを使用してもマイルは自動で統合されていきます(自分で後からAMCサイトで変更することも可能)。
また、家族で複数カードを持っていても、それぞれが貯めたマイルを各種特典に交換する際に、必要なマイル数のみを合計して利用できる「ANAカードファミリーマイル」というサービスもあるので、マイルを貯める時は家族でマイレージクラブに登録して貯めていくとより効果的です。
AMCの登録は、登録画面に従って、氏名、住所、生年月日、メールアドレス、パスワードなどの必要事項を入力するだけで登録は完了です。1番最初に登録をしましょう。
お得な登録方法は、一番最後にまとめましたので、そちらからを読んでみてくいださい。
2【おすすめでお得なANAカードの選び方】
マイルを貯めるには、クレジットカードを使用せず、マイレージクラブカードだけでは貯めていくことは不可能です。ANAマイルを貯めていくためには、ANAカードを発行してください。
ANAカードの種類はANAのホームページを見ただけでも22種類が存在しています。他の企業と提携したカードも含めると、たくさんあり過ぎて、はっきり言ってどれがいいのかよくわからない状態になっています。
そこで私が実践するおすすめカードを紹介します。
「ANAVISAワイドゴールドカード」です。
基本年会費15400円、還元率1%のカードですが、「マイ・ペイすリボ」というリボ払いを年に1回でも行うと、年会費を10450円にすることができ、4950円もお安くできます。
また、毎月リボ払いすると還元率を1.3%にすることも出来ます。更に、裏技を使って1.35%、1.7%、2.35%にまでUPさせることも可能です。
それは、後ほど説明します。
どんなライトな陸マイラーを目指す人であったとしても、陸マイラーとして活動するからには、メインカードのマイル還元率は1%以上ないと、マイルを貯めるのにはかなり苦労してしまいます。
ということで、その主なANAカード8種類を以下のとおり比べてみました。
このANAVISAワイドゴールドカードには、その他にも特典として、
- ビジネスクラスカウンターでのチェックイン、
- 国内空港カードラウンジ利用可能、
- チケットを現金購入し、搭乗した場合に金額の25%のボーナスマイルがゲット
- ANAコインというANA独自の電子マネーにマイル数の1.6倍に変更できる
というものもあります。
このカード以外で、還元率1%以上のものを選ぼうとすると一般カードですら年会費8000円程度はします。
平均的な生活の中でマイルを貯めることに主眼をおいたカード選びとなると、比較的年会費を抑えつつ、還元率を高くすることが可能で、継続してカードを保有すれば年1回2000マイルの継続マイルをもらえる「ANAワイドゴールドVISAカード」が最良だと思います。
しかし、普段、旅行以外には滅多に飛行機に乗らない人にとって、その他の特典より何より基本1.35%の還元率なのに年会費1万450円にできるというのが最大の魅力です。
他のカードと比較してみると、同様の1.3%のカードでは年会費7万7000円、近い還元率で1.5%のカードだと年会費は8万8000円や17万500円となっています。平均的な家庭でカードの年会費にそんなに出費ができないはずですので、「ANAVISAワイドゴールドカード」がイチオシのカードです。
街中でいろんなお買い物をするときにこのカードを使ってお買い物をしましょう。
3【ANAVISAワイドゴールドカードでお得にマイルを貯める使い方の基本と裏技】
1 ANAVISAワイドゴールドの使い方の基本
このカードの使い方についてです。もちろんクレジットカードですので、お買い物をする時に使用するのですが、まず、毎月家族の生活費としてルーチンで出費するものをこのカードで支払えるように設定しましょう。
カードが使えず、口座引き落とししか出来ない支払いなども出てくるので、出来るものは全て変更していきましょう。
あとカード払いは、高額な時のみ使うなどの先入観は捨てて、コンビニで小額支払うときでも恥ずかしいなどと思わずに必ずカードで支払ってください。また、使えるかどうかわからない時は、「カード使えますか?」が言えるようにしてください。
さて、三井住友のポイントサービスが、2020年6月から「ワールドプレゼントポイント」から「Vポイント」に変更となりました。
新サービスでは、マイルに交換する場合、このカードを使って得られたVポイントのことを「ANAマイル移行可能ポイント」と言い、200円=Vポイント1ポイント=2マイルで交換、つまり、マイル還元率は1%となるのが基本です。
この「ANAマイル移行可能ポイント」以外に、住友VISAが提供するサービス「ポイントUPモール」や「ココイコ!」などで得られる「通常ポイント」とに分類されるVポイントもあります。ANAマイル移行可能ポイントとは違い、200円=通常ポイント1ポイント=0.6マイルで交換、つまり、還元率0.3%となります。
これらのことを踏まえて、通常マイル1%の還元率を1.3%にする方法、更に還元率1.35%まで引き上げる裏技の説明もしたいと思います。
まず、2つやることがあります。
- web明細書サービスを利用すること
- 「マイ・ペイすリボ」を利用すること
明細書の方は、三井住友カードの会員サイトで利用するとしてください。詳細は割愛します。
次、「マイ・ペイすリボ」についてです。
まず、リボ払いとは、簡単に言うと、毎月の支払い可能上限を自分で設定し、超過分は後の月で支払い、後に繰り越した金額に対し年15%の金利で手数料を支払うというもです。
仕組みを簡単に理解したところで、早速、三井住友カードの会員サイトで「マイ・ペイすリボ」に登録します。その時にマイ・ペイすリボの毎月の支払いは、一般カードで5000円から、ゴールドカードは10000円から設定可能です。ですので、会員サイトでこの最低金額10000円に設定しておきます。月の利用額が10000円を超えると超過分がリボ払いになります。
次に、三井住友のANAカードは、毎月10日支払いですので、前月の26日から支払日の10日までに支払い増額の申請をします。例えば、利用金額が18万5400円だとすると、超過分が17万5400円となるので、17万5000円を支払いの増額申請します。すると残り400円が超過分となります。必ず、200〜1200円は残るように申請します。残るように申請しないとリボ払いになりませんので注意してください。(申請の最低金額は1000円です。100円単位での申請は不可です。)
以上、手続きはおしまいです。
スマホのアプリ(Vpassアプリ)からでも簡単にできます。
あとは、どうなるかというと、支払い調整で残ったリボ残高400円(200〜1200円)に対して、たった1〜15円程度のリボ払い手数料が発生するだけです。これを年1回行えば、年会費が10450円となり、4950円お得になり、また毎月行えばカード還元率が0.3%上がります。毎月の20円未満のリボ払い手数料は、得られるメリットから比べれば、全然安いもんです。
他のANAカードでは、還元率0.5%を1%にするのに年5500円か6600円の追加会費を払わないと0.5%上がりませんから。
この手続きをすることで、買い物をするたびにVポイント2倍獲得できます。このVポイント2倍という言葉には少し注意が必要です。例えば、原則200円=1Vポイントですので、1000円使用するとVポイント2倍の10ポイント獲得できます。
このポイントの内訳に注意が必要で、
ANA移行可能ポイント5ポイント=10マイル
と
通常ポイント5ポイント=3マイル
を獲得できます 。合わせてVポイント10ポイント=13マイルとなり、還元率1.3%となります。分かってもらえましたでしょうか?何度か読んでみて理解してください。ここまでが使い方の基本です。
次からカードの使い方の裏技になります。
この通常ポイント5ポイントを直接マイル3マイルに交換するのは、Vポイントアプリ内のボタンを押すだけで、1週間以内概ね3日程度でマイルに交換できてしまい非常に簡単です。ですが、交換率で見ると、5p→3pへと交換率60%となっています。ANAマイルの世界では決して高い交換率とは言い難いです。
ここで、この通常ポイントの交換率を70%にする方法があります。
「JQみずほルート」の利用です。
「JQみずほルート」?といきなり聞いてわけの分からない人もいると思いますが、Tポイントや楽天ポイントなどの国内にある各種ポイントは、色々なポイント同士が交換出来たり、出来なかったりとなっています。
この交換できるもの同士のポイントを利用して、ANAマイルに交換する主要な方法のうちの1つが「JQみずほルート」です。
このポイントを交換を行うために新たに別のクレジットカード2枚が必要となります。
「JQカードセゾン」
JQカードセゾンは、JRキューポ→(100%)→永久不滅ポイント で使用します。
みずほマイレージクラブカード/ANAは、永久不滅ポイント→(70%)→ANAマイル で使用します。
これらのカードは、いずれも年会費無料(条件付き)で作れ、陸マイラー必須のカードです。
このルートで交換していくと、手間ひまがかかりますが、せっかく貯めたポイントを無駄少なくマイルにしていくことができます。
以上のことから、交換率70%=5Vポイント→3.5マイル にすることができます。
交換ルートの詳細は、別記事にまとめましたので、ご覧ください。
themaskofmileage.hatenablog.com
2 ANAVISAワイドゴールドのお得な使い方
お得な使い方その1「ANAカードマイルプラス」の利用です。
このサービスに加盟するお店を利用してカード決済すると、基本でお話ししたマイル還元率1.35%に加え、100円または200円につき1マイルを獲得でき、還元率でいうと0.5〜1%追加となり、なんと合計1.85〜2.35%の還元率になります。
街中のお店でいうとセブンイレブン、スタバ、ENEOS、LABIヤマダ電機、マツキヨ、タカシマヤなどで使え、またANA航空券を購入する時にも使えます。
使用できる種類は限られますが、普段使いするには誰もが簡単に使えそうな優良なお店ばかりですので使えると思います。是非活用してください。
お得な使い方その2 Vpass独自のモールの利用。
これまでの話は、街中で買い物をした場合の話をしてきましたが、次はオンラインショップで使用すると更にお得にすることができます。
先ほどの少しお話しした、三井住友カードが提供するサービス「ポイントUPモール」や「ココイコ!」の利用です。
「ココイコ!」は三井住友カードと提携している街の行きたいお店を事前に選び、そのお店を利用するだけで、ポイントが増量、またはキャッシュバックされるサービスです。私の場合、そのお店に行く予定があるかないか関係なく、自分の行動範囲に入るお店の場合は全部エントリーしています。すると気づかないうちにポイントが付いていることもあります。我が家の場合、カード管理を私がしていますが、メインカードは配偶者が常に持ち歩いているので「実際なんだこれ?」「いつ使った?」となることもあります。
次に、「ポイントUPモール」ですが、これはいわゆる三井住友カードが運営するポイントサイトで、こちらを通して他のショッピングサイト、例えばamazonやYahoo ショッピング、楽天市場などで買い物をしていくと、通常ポイントが2〜20倍獲得できるので、還元率1.35%のところに、プラスで更に還元率を上乗せしていくことができます。
このポイントUPモールの最大のメリットは、amazonが使えるといういことです。
なぜなら、通常よくあるポイントサイトにamazonは現在ほとんど出ていないからです。
ポイントUPモール経由でamazonを選択し商品を購入すれば、通常amazonサイトで直接購入するしか方法はなく、ここではメインカード使用分の1.35%しかマイルを獲得できませんが、ポイントUPモール利用分の0.35%を少ないですがプラスにでき、他のポイントサイトではなかなかできないamazon利用時のポイントの2重取りができます。
4【ANAカードをお得に発行する方法】
ANAマイレージクラブに登録する際、お得に登録する方法は、既に登録している人から紹介してもらって入会する「マイ友プログラム」というサービスを利用する方法です。
マイ友プログラムとは?
対象のANAマイレージクラブ会員の方からの紹介を受けた方が対象カードに入会すると紹介者・入会者それぞれにマイルをプレゼント!
その方法は、紹介者から紹介番号をシェアしてもらったら・・・
- ステップ1:紹介番号など必要情報を登録
- ステップ2:マイ友プログラム 対象カードに入会する
ではまず、ステップ1は下の入力画面に入力していきます。
【ステップ1の登録画面】
【マイ友プログラムの特典】
紹介してもらって入会すると、ANAVISAワイドゴールドカードなら2000マイルもオマケでもらえます。
そんな知り合いなんかいないよという人は、下のとおりの登録画面から登録していきます。
次に、ステップ2の対象カードに入会します。
しかし、ここで正規の画面から登録するのはやめてください。
ここで、「ポイントサイト」を利用します。
では、現在、ANAカードを作るのにどこのポイントサイトで作るのが一番お得なのか検証してみました。
モッピー:1500p=1500円
ハピタス:1300p=1300円
ポイントインカム:13000p=1300円
ポイントタウン:10000p=500円
ちょびリッチ:500p=250円
ECナビ:1000p=100円
(2020年9月17日現在)
ということで、「モッピー」が一番でした。
なので、モッピーから対象となるANAカードの入会をします(ステップ2)。
以上でAMCの登録と、ANAカードの発行の両方が完了となります。
まとめ
1【ANAマイルを貯めるならANAマイレージクラブについて知ろう】
出来れば人からの紹介で、ANAマイレージクラブに入会しよう。
2【おすすめでお得なANAカードの選び方】
「ANAワイドゴールドVISA」を、ポイントサイト経由でお得に作成しよう。
3【ANAワイドゴールドカードでお得にマイルを貯める使い方の基本と裏技】
「WEB明細書サービス」と「マイ・ペイすリボ」を利用して、年会費と還元率をお得にしよう。更に、裏技を利用して、更に還元率をアップさせ、マイルをたくさんゲットしよう。
4【ANAカードをお得に発行する方法】
AMCの登録はマイ友プログラムを利用するのがお得です!。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。他にも優良なクレジットカードはもちろんありますが、それらのカードは少しハイスペック過ぎるように思います。ハイスペックゆえに高額な年会費です。これから陸マイラーとして始めようという方には今回おすすめする「ANAVISAワイドゴールドカード」から始められるのが最良だと思います。