【初心者向け】マイルを貯めて 家族4人で海外旅行へ格安で行く方法
目次
1 【陸マイラーの始め方】
2 【マイルのホントの魅力・価値!〜マイルとポイントの違い〜】
3【マイルの還元率とポイントの交換率】
4【マイルの貯め方】
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飛行機に乗って搭乗マイル(フライトマイル)を貯める
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街中の買い物は最適なクレジットカードで!
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オンラインショッピングは絶対ポイントサイトを利用しよう!
5【マイルを効率よく交換する方法】
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ポイントの交換ルート
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東急ルート ANA TOKYU POINT Club PASMOマスターカードはポイントサイト併用で現在最強ポイント交換カード 必携カード
- JQみずほルートはTポイントの獲得が鍵 ポイントサイトを要チェック
6【マイルの使い方】
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国際線特典航空券の使い方
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国内線特典航空券
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提携航空会社特典航空券
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マイルからANAskyコインへの交換〜その使い方〜
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ANAグローバルホテル
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国際線グレードアップの仕方
「毎年海外旅行に行くには仕事上難しいが、2年に1回ならなんとか行ける」そういう人たくさんいると思います。そういったような方々に私のマイルの貯め方をお伝えして、少しでも多くの人が気持ちにゆとりが持てる生活を共有出来たらいいなと思っています。
1【陸マイラーのはじめ方】
1.陸マイラーとは
皆さんは「陸マイラー」という言葉をご存じでしょうか?
まず読み方ですが、「おかマイラー」OR「りくマイラー」と呼ばれています。
「マイル」ことエアマイレージとは、通常は飛行機に搭乗し、その搭乗距離に応じて貰えるポイントのことです。
しかし、10年以上前から、飛行機に乗らずにクレジットカードなどを利用することでマイルを貯める、つまり、飛行機に搭乗することなくマイルをたくさん貯めて旅行を楽しむ人達が現れました。それが「陸マイラー」です。
2.陸マイラーへの始めの1歩
私が理想的だなと思う基本的なマイルの貯め方は、普段の生活をしたままでマイルが貯まっていくという形です。
私が陸マイラーを目指す以前、大きな金額を使う時と毎月ルーチンで出ていく電気代や水道代などをクレジットカードで決済していけば、マイルが貯まっていって、そのうち家族で旅行でも行けたらいいなぁなんて簡単に思っていました。
結果、いつまで経っても1万マイルを超える程度までしか貯まりませんでした。なぜなら、マイルには有効期限があのでチンタラと貯めていると、古いポイントからドンドンと知らないうちに消えていいってしまっていました。気が付けば10年近く経って、1度もマイルを使う機会がありませんでした。
そんなある時、マイルだけで海外旅行を楽しんでいる人たちがいることを知り、「こんな夢のようなことがあるんだ」という感動を覚え、以前から「家族でいつかハワイに行きたいね」と何度も言っていたけど、とても高額な費用がかかるため半ば諦めていたところのハワイ旅行への思いに火が付いて、真剣に目指すことを決めました。
そこで、私が立てた旅行の目標は「2年に1回、飛行機代無料で、家族5人のハワイ旅行をする」というものでした。
マイルでハワイ旅行をするためには、レギュラーシーズンと呼ばれる時期に計画をするとANAマイルで1人4万マイルが必要となることから、5人で最低でも合計20万マイルが必要となります。
皆さんもご存じのとおり、1マイル=1ポイント=1円分と考えるのが広く一般的ですので、20万マイル=20万ポイント=20万円分を貯めるには、2000万円使う必要があります。平均的な生活をしている人には到底無理(私も当然無理です)な話です。
しかし、私が皆さんにお話するのは、平均的な生活をして家族4人で2年に1回 無料か低額で海外旅行へ行く方法です。電気代や電話代、保険料、お小遣いなどで合計毎月15~20万万円クレジットカード払いすることができれば、海外旅行することが可能ですよということをお伝えしていきます。
そのためには、
①自分の生活スタイルにあったクレジットカードを選ぶ
②マイルを獲得するための最適な支払い方法を習得する
ということが必要となります。
難しく感じるかもしれませんが、一旦、自分の決めたルールに慣れてしまえばそれほど難しいわけではありません。あとは地道な活動が必要なだけです。
他の陸マイラーさんのブログを読んでいくと、多くの人が紹介している「ポイントサイトの大量にポイントを獲得できる案件をこなしていくという方法」は、はじめて利用する人しか大量ポイントを獲得できないことがほとんどですので、2年目以降、徐々に案件不足に陥るとことになると考えられます。
そこで、2年目以降も継続してマイルを貯め続けてい行くことができる方法を紹介していきたいと思います。
2【マイルのホントの魅力・価値!~マイルとポイントの違い~】
ところで、「マイルを貯めて旅行に行こう!」と言われても、なんとなく良さそうというのは分かるけど、ホントにお得なの?などと改めて考えてみるとそう思うかもしれません。そこで、マイルの魅力・その価値について、お話してみたいと思います。
先ほどお話したとおりポイントというのは一般的には100円使って1ポイント=1円分もらえるというのものだと思います。1万円使って、100ポイント=100円分、10万円使って、1000ポイント=1000円分です。
ですが、飛行機のマイルというのは、少し特殊でハワイ行きのチケットを例にとってお話しします。まず、マイルで購入できる特典航空券のマイレージ設定には3つのシーズン、すなわち「ハイシーズン」「レギュラーシーズン」「ローシーズン」があります。それぞれの字を見てそのまま、時期によって高い安い値段があるということです。
また、皆さんもご存じの座席のグレードの「ファーストクラス」「ビジネスクラス」「プレミアムエコノミークラス」「エコノミークラス」によっても金額が異なってきます。金額とマイルの概要を示すと下の表1のようになります。
※東京ーホノルル間往復の大人1人あたりのマイル数及び金額(ベーシック料金)
例として、レギュラーシーズンで見ると、各クラスの1マイルあたりの金額を比較してみると、下の表のようになります。
表2を見てもらうと気付くと思いますが、座席のクラスが上がるごとにマイルの価値が上がっていっています。これは自分が獲得したマイルが利用する座席のクラスによって価値=値段が上下に変動するという意味です。
通常のポイントでは、1000ポイントは1000円分の価値でしかありませんが、マイルでは、上の表から換算すると1,000マイルは、4,500~9,000円の価値として使用することができます。
通常マイルは国内線利用から国際線のヨーロッパ路線まで色々で利用でき、その価値は2~17円と幅広くなりますが、最低でも価値は2倍にはなります。旅行好きの人が、マイルを貯めて旅行しないということは非常にもったいないことが分かってもらえたのではないかと思います。
3【マイルの還元率とポイントの交換率とは】
マイルの価値が分かってもらえたところで、今度は「還元率」と「交換率」について、理解しておきましょう。この変を理解しないと意味がよくわからないことになってしまします。
まず、クレジットカード決済したときの「マイルの還元率」についてお話します。マイルの還元率1%とは、カードで1000円使用した場合、10マイル獲得できることを言います。還元率0.5%だと1000円使用して5マイル、還元率0.3%だと1000円使用して3マイル獲得できるということになります。同じ1000円を使って7マイルもの差があります。これが最終的には大きな差となってきます。
次に、「ポイントからマイルへの交換率」についてです。例えば楽天ポイントをマイルへ交換するときの比率のことで、その交換率が100%だと、楽天ポイント1000ポイント→1000マイルに交換できるということになります。しかし、実はマイルへの交換率100%というのは、夢のような話です。実際の交換率というのは、あまり良いものばかりではありません。どういったものがあるのかは、この後お話しますので、ここではまず、言葉を理解しておいてください。
4【マイルの貯め方】
マイルをたくさん貯めるには、毎月の支払いをいかにして高還元でカード決済するのかが、大きなカギを握っています。
私が以前使っていたカードは、1000円=1ポイント→3マイル、還元率0.3%というもので、マイルをたくさん貯めるというのには向いていないカードでした。
これを1%貯めることができるカードに換えると1000円で10マイル貯めることができます。また、他にもネットショッピングでポイントを通常の3倍とか5倍というサービスを利用すると10マイルどころか30とか50、うまく利用すれば100マイルなんてことも可能なカードもあります。
あくまで余計な出費をすることなく普段よく使うスーパーやコンビニ、オンラインショッピングサイトなど、自分の生活スタイルに合わせてポイントを貯めていく方法を探し、実践していくことにつきます。
そこで、基本的なマイルの貯め方と私が実践する方法についてお伝えしたいと思います。
1. 飛行機に乗って搭乗マイル(フライトマイル)を貯める
マイルを貯める方法の基本は、飛行機に乗って、乗った距離(フライト)に応じてマイルを貰うというのが基本です。では、その貯まるマイルはどのようにして貯まるのか?
貯まるマイル=フライト距離×積算率
この計算式に当てはめることで計算できます。
【国内線の例】
羽田⇔那覇
運賃種別積算率=スーパーバリュー・バリュー→積算率75%
よって、大人1人:984マイル×75%=734マイル/片道
往復で1468マイルを獲得することになります。
【国際線の例】
羽田⇔ホノルル
予約クラス積算率=エコノミー(Y)→積算率50%
よって、大人1人:3831マイル×50%=1915マイル/片道
往復で3831マイルを獲得することになります。
仮にこの2つを足しても1468+3831=5299マイルしか貯まりません。
国内線特典航空券の最低必要マイル数は5000~ですので、やっと1人分しか貯まっていません。
仕事で出張を繰り返すような人であれば、マイルも貯まりますがそんな人は限られてしまいます。
そこで以降は、飛行機利用をしない、陸マイラーのためのマイル獲得法の紹介となります。
2. 街中の買い物は最適なクレジットカードで!
01. ANAマイルを貯めるなら、最大還元率2.35%ANAワードゴールドカードがお得なおすすめ!
最初に皆さんにおすすめするカードは、「ANAVISAワイドゴールドカード」です。理由として、年会費10450円で還元率1.35%という高還元率を可能にできるということです。
陸マイラーとして活動するからには、メインカードのマイル還元率が高いことは必須となりますが、何パーセントなら高還元なのか?というより、メインカードは1%以上ないと、マイルを貯めるのにはかなり苦労してしまいます。
そんな中マイルを貯めるのにはどんな種類のカードがあるのか?その年会費は?還元率は?ということで、その主なANAカードの一覧が以下のとおりです。
このカードには、その他にも特典として、ビジネスクラスカウンターでのチェックイン、国内空港カードラウンジ利用可能、チケットを現金で購入して搭乗した場合に費用の25%のボーナスマイルがゲットでき、ANAコインというANA独自の電子マネーにマイル数の1.6倍に変更できるというのがあります。
しかし、普段、旅行以外には滅多に飛行機に乗らない人にとって、その他の特典より何より1.35%の還元率なのに年会費1万450円にできるというのが最大の魅力です。
他のカードと比較してみると、同様の1.3%のカードでは年会費7万7000円、近い還元率で1.5%のカードだと年会費は8万8000円や17万500円となっています。平均的は家庭でカードの年会費にそんなに出費ができないはずですので、「ANAワイドゴールドカード」がイチオシのカードです。
街中でいろんなお買い物をするときに、このカードを使ってお買い物をしましょう。この通常1%の還元率のこのカードをどうやって2.35%まで引き上げるのかは、下の別記事に詳細を書いてあるので読んでみてください。
還元率1%以上のものを選ぼうとすると一般カードですら年会費8000円程度はします。平均的な生活の中でマイルを貯めることに主眼をおいたカード選びとなると、比較的年会費を抑えつつ、還元率を高くすることが可能で、継続してカードを保有すれば年1回2000マイルの継続マイルをもらえる「ANAVISAワイドゴールドカード」が最良だと思います。
themaskofmileage.hatenablog.com
02. 大手3社のコンビニでお得にマイルを貯める方法
先ほどメインカードとして、ANAVISAワイドゴールドカードをおすすめしましたが、サブカードを持ち、使い分けることで更に効率良くポイントを獲得することができます。
ここでは、街中で普段良く使うであろうコンビニでの使い分けについて紹介します。皆さんの好みはもちろんあるとは思いますが、実際ホントの意味で大きな違いというものはないのではないかと思っています。なのであれば、ここはマイルを貯めるためコンビニごとに合わせたクレジットカードを使っていくことを覚えてください。
そこで、全国1位の出店数を誇る「セブンイレブン」、それに次ぐ「ファミリーマート」、「ローソン」それぞれで私が使い分けているやり方についてお話します。
最初に「セブンイレブン」についてです。
セブンイレブンでの買い物には、「ANAVISAワイドゴールドカード」をおすすめします。なぜならANAマイレージクラブのサービスの中に「ANAマイルプラス」というものがあります。このサービスはANAカードであればどのカードでも利用できます。
このサービスに加盟するお店を利用してカード決済すると、100円または200円につき1マイルを獲得でき、還元率でいうと0.5〜1%追加となり、このゴールドカードの基本マイル還元率1.35%に加え、なんと合計1.85〜2.35%の還元率になります。
この「ANAマイルプラス」サービスは、街中のお店でいうと、セブンイレブン以外では、スタバ、ENEOS、LABIヤマダ電機、マツキヨ、タカシマヤなど
やANA航空券を購入する時にも使えます。使用できる種類は限られますが、普段使いするには誰もが簡単に使えそうな優良なお店ばかりですので使えると思います。是非活用してください。
続いて、「ファミリーマート」です。国内の店舗数は1位のセブンイレブンとも大差なく、国内どこでも利用できるコンビニです。そのファミマで貯めるポイントと言えば、Tポイントです。Tポイントもマイルに交換できるので貯めるようにしています。
そのファミマで威力を発揮するのが、「ファミマTカード」です。
このカードをファミマで利用すると2%の高還元率でTポイントが付与されます。その後マイルにするときに保有するTポイントを70%の交換率でマイルに移行できる、つまり1、4%のマイルへの還元率となり、ANAカードより高い還元率となります。
また、入会キャンペーンも実施され、入会後5か月間は、5%のTポイントバック、つまり3.5%のマイルの還元率となります。使わない手はありません。
ファミマTカードの詳細説明は別記事にまとめましたので、読んでみてください。
themaskofmileage.hatenablog.com
最後に、「ローソン」についてです。
ローソンでは「楽天PAY」で支払うことをおすすめします。現在ローソンと言えば「ポンタ」となるのかもしれませんが、ポンタでANAマイルを集めるのは非効率的でおすすめできません。楽天PAY、楽天ポイントは確かにローソンでは主流ではないのかもしれませんが、使うとお得です。
でもこれが理解しづらく、慣れが必要です。
そこで、その利用方法のイメージを下の図のように示しました。
楽天PAYの支払いの設定には、3種類ありますが、おすすめは「楽天キャッシュ」を利用する払い方です。
支払いの事前設定として2つあります。
・「楽天カード」から「楽天キャッシュ」へお金を事前にチャージする。
この設定をしておき、お買い物のときに「楽天PAYでと言って」バーコードかQRコードで支払えば、楽天ポイントの還元率1.5%となります。マイルの還元率では、裏技を使って約1.1%のマイル還元率となります。
3. オンラインショッピングは必ずポイントサイトを利用しよう!
マイルを貯めて海外旅行に行くには、ポイントサイトの活用はどうしても欠かせません。そこで、ポイントサイトについて簡単に説明します。
01. ポイントサイトって何?
そもそも「ポイントサイト」って何?初めて聞いた人にとってはメチャクチャ怪しい響きの名前に聞こえるのではないでしょうか?そこで、ポイントサイトについて、まず簡単に説明します。
ポイントサイトとは、下の図のように広告主が広告費を使って、ポイントサイトに広告を出します。この時ポイントサイトの事業者は、貰った広告費を使って、「ポイント」というオマケを付けて、広告の品をユーザーに紹介します。商品とポイントの両方が貰えるユーザーにとっては、非常にお得な広告サイトとなります。
また、ポイントサイトを利用するとポイントの3重取りとなります。3重取りのイメージは下の図の通りです。
ポイントサイトは沢山あり、どれを利用するか判断に迷うところですが、ANAマイラーにとって、最重要なポイントサイトは、下の3つです。
まず、何よりも最初にこの3つの登録から行うことが重要です。
ですが、まだ急がないでください。登録の前にもう一度ポイントサイトの使い方について詳細をお話しますので、こちらの別記事をまず読んでから、登録してください。
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02. 楽天カードはキャンペーン豊富、ポイント超高還元の必携カード! ポイントサイトで更にお得
ここでは、ポイントサイトを経由した後、ネットショッピングの時に他のカードの方より断然お得な楽天カードマンでおなじみの「楽天カード」を紹介します。
既にその魅力に気付いている人はたくさんいます。このカードは上手に使えば、「楽天市場」を使ったネットショピングでも、マイル還元率最大66%は簡単に越すことができ、楽天ヘビーユーザーになればなるほど更に上げることが可能です。
また、ネットショッピングではないコンビニでの買い物でも裏技で約1.125%のマイル還元率にできます。しかも通常カードなら年会費無料です。
また、先ほども説明したとおり、ポイントサイトを経由して楽天市場を利用すれば、ポイントの3重取りも可能です。
更に、楽天カードは頻繁に新規入会で楽天ポイントを5000~8000ポイント還元できるキャンペーンなどを行っているので、まだ未加入な方は持っておくと良いと思います。
加入後も楽天市場のサイトの中では、ホントにいろいろなキャンペーンが開催されていて、毎日チェックしていても飽きないイベントが満載です。ですので楽天カードはサブカードの第一候補としておすすめなのです。
しかし、楽天系のアプリはめちゃくちゃたくさんあり、正直迷います。ですので私の使い方の詳細を別記事にしたので、読んでみてください。
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03. 外食モニターでマイルを貯める おすすめポイントサイト~美味しく楽しく食べてマイルが貯まる
みなさん 外食をした代金の半額がマイルになれば嬉しくありませんか?ポイントサイトの中には、ある指定の飲食店で飲食をし、アンケート調査に回答すれば、代金の35~75%をマイルにすることができるというものがあります。
例えば、10000円を飲食代として払った時、その50~100%、5000~10000ポイントが返ってきて、そのポイントを効率良く交換して3500~7000マイルにするというものです。ポイント還元の上限が設定されていることは多いですが、5000円以上支払った場合のみ対象ですというような下限が設定されていることはほとんどありません。
外食モニターの詳細についても先ほど紹介した別記事「誰でもわかる ポイントサイトの使い方」に記載しましたので、読んでみてください。
実績公開(現在、準備中)
5【効率よくマイルに交換する方法】
これまで折角貯めてきたポイントは上手にマイルに交換していかないと、失効してしまうなど大きく損をすることになるので、その交換ルートや有効期限、また交換にかかる日数について把握しておきましょう。マイルへの交換にまず必須なカードを用意しましょう!
1 ポイントの交換ルート
ANAマイルは、Tポイントや楽天ポイント、各種ポイントサイトで貯めたポイントなど色々なポイントを交換することで貯めることができる初心者マイラーでも非常に貯めやすいマイレージです。
そこで、その交換ルートについて把握しておく必要があります。
ですので、その概要の図を下のようにまとめました。
この中から、これからマイラーデビューしていこうとする人が必ず押さえておきたい交換ルートが2つあります。
これらを以降紹介していきます。
2 東急ルート ANA TOKYU POINT Club PASMOマスターカードはポイントサイトと併用で現在最強のANAマイル交換カード 登録必須!】
まずは、東急ルートです(上図中、ANAロゴの上部からのルート)
東急ルートとは、昨年2019年12月末にそれまで最高交換率として久しく君臨していたソラチカルートと呼ばれていたルートの実質上の閉鎖により急遽注目を集めるようになった現在最高の交換率を誇るルートです。
このルートの利用には「ANA TOKYU POINT Club PASMOマスターカード」が必要となります。ポイントとマイルの交換率は75%です。
かつてのソラチカルートのソラチカカードは交換率90%でしたのでそれに比べれば落ちますが、十分に魅力のあるカードです。
その利用には、先ほど説明した「ポイントサイト」の利用が必須となります。利用方法は非常に簡単で、集めた各種ポイントをポイントサイトの「ドット・マネー」のポイントを経由して、TOKYUポイントに交換し、最後このカードを使ってTOKYUポイントから75%の高交換率でANAマイルへ交換します。
交換の詳細については、別記事に詳しく説明していますので、読んでみてください。
themaskofmileage.hatenablog.com
3 JQみずほルート みずほマイレージクラブカードセゾン/ANA と JQ CARDセゾン の2枚が必要
次に紹介するのが、JQみずほルートです(上図中、ANAロゴ右下からのルート)
JRキューポのホームページを見るとこのカードの最大の魅力として紹介されていて、自称「JQルート」とだそうですwww
そんなことはさておき、ソラチカルート(ANAロゴの左下からのルート)の閉鎖という、近年の中では「陸マイラーの悲劇」として、どの陸マイラーさんもおっしゃっている有名な事件があったことが、東急ルートにも同じようなことが無いとも限りません。
なので、交換ルートを東急ルート1本でしか考えていないことは非常に危険なことで、少なくとももう1つの交換ルートも常に利用しておくことが非常に大切だと思います。資産運用のポートフォリオ的な考え方です。
そこで、今回皆さんに準備しておいていただきたいカードが、
「みずほマイレージクラブカードセゾン/ANA」
「JQ CARDセゾン」の2つです。
例えば、ファミマの利用時の【ファミマTカード発行でTポイントを貯める】でTポイントを貯めることを説明しましたが、この2つのカードはTポイント→マイルの時に大きく活躍します。
Tポイントは、他のポイントからTポイントへ移行することはできますが、Tポイントから他のポイントへ移行できるのはJQポイントくらいしか見当たりません。この2枚を使って、Tポイントもたくさん貯めていきましょう。
現在、この2つカードをお得に発行する方法が見当たりません。
ですので、下の各サイトから直接発行してください。
みずほマイレージクラブカード/ANA | ANAマイレージクラブ
また、Tポイントの貯め方・使い方についての記事については、現在作成中です。
6【マイルの使い方】
ここまで、マイルの貯め方について説明してきましたが、初心者マイラー、ライトなマイラーにとって、マイルの使い方が、最重要な点です。貯めたポイントを生かすも殺すも使い方次第なのです。ぜひマスターしてほしいと思います。おすすめの使い方は下に示した6つの方法です。
- 国際線特典航空券
- 国内線特典航空券
- 提携航空会社特典航空券
- マイルからANAskyコインへの交換
- 国際線アップグレード
- ANAグローバルホテル
では、実際にどんな風なことができるのか少し見てみましょう。
まず、上の3つ「特典航空券」についてです。
この航空券を目指し、多くのマイラーが日々活動をしています。なぜなら、マイルをこの航空券に交換して使うことは、「マイルの魅力と価値」のところでも説明したように、1マイル=約17円として使うことができ、一番お得だからです。
例えば、ハワイや、東南アジア、オーストラリアなどへの航空券を無料でゲットできます。
次に、特典航空券の欠点を補うように使用できるのが「ANASKYコイン」です。これは電子クーポンで、ANAのWEB上で現金と同様に使用することができることが特徴です。マイルは目的地までに必要なマイルを所有していないと特典航空券に交換できませんが、SKYコインは、足りない分はクレジットカードなどで買い足すことができます。
また、既に通常の航空券を持っている人が、座席クラスをグレードアップさせて使うことで、直に上位の座席を現金等で購入するよりお得に上位座席を利用できるのが座席クラスのアップグレードです。
最後に、お得度はあまりありませんが、1マイル=1円としてホテルを利用することもできます。たくさんマイルを貯めた人は、航空券だけでなく、ホテル代も無料にすることもできます。
特に、特典航空券は魅力が非常に高いため、休日がらみの日程でのチケット争奪戦は今や激戦となっています。ただ色々な使い方ができるので、自分に合った使い方で旅行をお得に楽しむことができます。
詳細は別記事にまとめましたので、読んでみてください。
themaskofmileage.hatenablog.com
7【旅行におすすめ~リッチな気分にする方法~】
1. 空港ラウンジ
海外旅行に行く場合、出発のおよそ2時間前には空港に着いて、各航空会社の窓口で長蛇の列の後ろに付いて自分の番まで待ち、やっとの思いで搭乗手続き(チェックイン)をし、その後出国検査を受け、ようやくクリーンエリアへ入って待合場所で登場開始まで待つ。やっと搭乗開始したなぁと思ってもなかなか飛行機に乗っていいよと言われない。まずは上客、ファーストクラス利用の皆様から搭乗となります。
普段、飛行機になんてなかなか乗らない自分たちはまずもって、その手順すらおぼつか無いところに、空港内を右往左往している間に搭乗時間となって飛行機に乗り込み、やっと席に着いたぞと思ったところで、席ははやり狭い。
この席で何時間も大人だけならまだしも動きたいざかりの我が家の子どもをじっとさせておくのも至難のわざ。到着するまでくつろぐなんてなかなかできない。
そんな中で、普段、平均的な生活を送っている私達でも到着までにくつろぐことができる方法があります。空港内のラウンジを利用することです。
一言でラウンジといってもラウンジにも色々あります。大きく分けて2つあります。「航空会社ラウンジ」と「カードラウンジ」です。
「航空会社ラウンジ」とは、各航空会社(JALやANAなど)が運営するラウンジで、各会社の上級会員やファーストクラスやビジネスクラス利用者だけが利用できるものです。食事やシャワーなどの施設が整っているなど、まさにリッチな気分を味わうことができる空間です。
「カードラウンジ」とは、クレジットカード会員向けのラウンジで、ソフトドリンクが飲めたり、スマホの充電ができたり、軽食が出てきたりと飛行機に乗る前に一息入れることができます。こちらも一般の待合場所などから比べれば十分ゆっくりすることができる空間です。このカードラウンジを利用できるのはゴールドカード会員です。
そうです、普段使いをおススメしているあの「ANAワイドゴールドカード」が、このラウンジ使用を無料にしてくれます。ですが、1枚のゴールドカードで無料になるのは、原則本会員1人です。(カードによって2人まで有)です。
ラウンジを利用して、ワンランクアップさせた旅行を楽しみましょう。
ラウンジに関する記事の詳細は、別記事にしましたので、よろしければ読んでください。
themaskofmileage.hatenablog.com
2. ヒルトンヴァケーションクラブ
(後日、掲載)
まとめ
ここまで、読んでいただき誠にありがとうございます。
マイルを効率よく貯ようとするためにはある一定程度の知識とそれを実行するための練習と慣れ、それらを継続していく地道な活動が必要です。私も買い物の支払い方を間違えたと後悔することはまだまだあります。
しかし、今までの生活を大きく変化させ、出費を増やすようなことは提唱していません。あくまで今ある出費をなんとかカード払いを絡ませるように、お金の支払い方に気を付けましょうということです。
そうすれば、1年間に6万~10万マイル、2年間で12~20万マイル貯めることができます。
これだけあればすべてが無料というわけにはいきませんが、マイルをお得に使えば色々な旅行を楽しむことができます。
例えば、関東在住の4人家族で (羽田発)、
【海外旅行】
- ハワイ:必要マイル140000マイル、飛行機代 無料/2年、座席クラス:エコノミー(Y)
- グアム旅行:必要マイル数80000マイル、飛行機代 無料/年、座席クラス:Y
- シンガポール旅行:必要マイル数120000マイル、飛行機代 無料/2年、座席クラス:Y
- 台湾旅行:必要マイル数68000マイル、飛行機代 無料/年、座席クラス:Y、 必要マイル数140000マイル、飛行機代 無料/2年、座席クラス:ビジネスクラス(C)
- オーストラリア旅行:必要マイル数148000マイル、飛行機代 無料/2年 、座席クラスY
【国内旅行】
- 沖縄旅行:必要マイル数56000マイル、飛行機代 無料/年、座席クラス:普通、
- 北海道旅行:必要マイル数48000マイル、飛行機代 無料/年、座席クラス:普通
なんてことができます(2020年9月20日現在検索、いずれもローシズン)。
飛行機代だけでも無料にできれば、家族に+アルファの楽しみをプレゼントしてあげることができると思います。
陸マイラー活動に興味のある方は、記事の途中に張り付けてある別記事を読んでいただければ、より具体的に方法を知ることができます。
是非、読んでみてください。
ANAVISAゴールドカードのことなら
themaskofmileage.hatenablog.com
ファミマTカードのことなら
themaskofmileage.hatenablog.com
楽天カードのことなら
themaskofmileage.hatenablog.com
東急ルートのことなら
themaskofmileage.hatenablog.com
マイルの使い方のことなら
themaskofmileage.hatenablog.com